就職をするに当たって

近年日本では終身雇用という考え方がだんだんと薄れ、転職を繰り返しながらキャリアアップをしていくという人が増加しています。
会社に就職してから、特に最初の2〜3年で転職を考えることが多いようで、実際に若い世代における転職活動は活性化しています。
今の会社をやめて仕事を変わろう考えた時に最初にすべきことは、自分の考えをまとめることで、これから就職活動をするに当たって自分が身に付けたいものは何なのかを考え、そのためには、まず今までの自分の仕事内容、キャリアを振り返って、自分の好きなこと・嫌いなことを整理してみることです。
インターネットやフリーペーパー、もちろんハローワークにも通って、いろんな媒体を調べて仕事情報を集め、ぜひやってみたい仕事、チャレンジしてみたい仕事が見つかれば、職務経歴書や履歴書を作成して、その会社に応募してみましょう。
応募の前には、面接や試験の準備もしっかりしておく必要もありますし、内定をもらうことができたら、いまの会社の退職する日を決めて直属の上司に退職願を提出します。
会社から指示された書類などの各種手続きも漏れなく完了させて円満退職することを目指します。
転職活動にかかった期間は1ヶ月〜3ヶ月ぐらいという人が多いようで、このくらいの期間を想定して自分なりの転職活動スケジュールを立ててみましょう。

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インターネットでの就職活動

ここ数年はインターネットを利用して仕事の情報を集める人が増えているようで、実際に検索サイトで「転職」と検索してみますと、非常に多くの転職支援サービスのサイトが出てきます。
その中で自分に合ったものを選ぶのは容易ではありませんが、インターネット上で提供されている転職支援サービスには「登録型」と「スカウト型」の2つあり、この2つの違いを理解することが自分にあったサービスを選ぶ第一歩でしょう。
転職支援サービスの1つ目「登録型」というサービスは、比較的大手の転職支援会社が行っているサービスで、就職希望者がその会社が運営している求人サイトのホームページ上からエントリーし、その後、その転職支援会社のキャリアコンサルタントとの面談を行います。
キャリアコンサルタントとの個別面談では、いままでしてきた仕事内容、これからやりたい仕事、さらに希望する待遇面など様々な相談にのってもらうことができ、その面談内容を考慮した上で、希望に合致した複数の企業の面接を受けることができます。
もう1つの「スカウト型」は、前もって求人サイト上から、前もって自分の職務経歴や履歴書のほか、希望する職種や待遇内容などを登録しておき、そしてこの登録情報を見た企業の人事担当者からのアプローチを待つスタイルです。
インターネット上の「ヘッドハンティング」のようなもので、人事担当者の目に留まるように、履歴書・経歴書・自己PR分をしっかりと作成することが必要になってきますので、自分のやりたいことがはっきりとしていて、現在の職種と同じような企業を探している場合はこのスカウト型を利用すると良いでしょう。

自分に合った求人情報の選び方

転職活動をスタートする際には、まず求人情報を集めることですが、インターネットや求人情報誌などのたくさんある求人情報の中から、いかにして自分の希望する本当に適した仕事を見極めることができるのかが転職活動を成功させるためのポイントです。
最初に、仕事探しをする上で自分にとって絶対にゆずれない項目をいくつか選択し、自分に適した仕事情報をいかにして効率よく見つけるかが転職活動を成功へ導く為の第一歩だからです。
求人情報の見方も勉強する必要があり、インターネットの求人サイトやハローワークなどで見られる募集要項の各項目の見方で、たとえば、募集要項に表示されている給与は、特別な表記が無い限り、通常は総支給額(税金や保険料を引く前の金額)になります。社会保険完備という表記の場合、次の4つのことを指します。雇用保険、労災保険、年金、健康保険のことです。
これらの保険は、就業する条件によって加入できない場合もありますので、自分でも保険や年金の制度を勉強しておくことをおすすめします。
また「週休2日制」と「完全週休2日制」は似ているようでまったく違い、一方、週休2日制は、1ヶ月のうち1週でも休みが2日あれば良いのです。
以上のように、募集要項の表記方法でも普段見られないものもありますので、求人している企業にアプローチをかける前に、しっかりと自分で勉強することも大変重要になってきます。

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